5/6 淡路島 チヌ7枚,キビレ3枚
今日は今シーズン初の淡路島。グレイさんとの同釣です。場所はグレイさんが試したいと言われていた波止に来ました。今シーズンの淡路島はどこも厳しい便りが届いています。今日もある程度覚悟して臨みました。
朝4時50分。車の中で眼が覚めると、辺りは既に明るく、隣の車のグレイさんは既に釣りの準備を始めています。私も寝袋から這い出して、用意を始めます。朝の漁港は気持ちがいい。
本日の釣り座です。関西用のタックル達です。主力は関東にあります。へらパラソルで日除け。晴れると日光が厳しい時期になって来ました。
朝の水面は鏡のようでした。流れもありません。少し濁りが入ってます。
今日はダンゴの集魚を落とします。最近、淡路島はエサ取りが湧いている模様。特にアジが厳しいと聞いたのですが、今日はアジは回っていません。
その変わり、釣れたのはこの魚。
コノシロです。
ですが、釣れる魚がエサ取りの場合は、状況は良いと判断しています。隣に座るグレイさんにもフグが当たりました。良いねぇ。その後、北風が吹いて、少し右に流され始めました。
よし。ボケを試そう。
今日は大ボケです。いつも使う小ボケは売り切れ。ボケをダンゴで包みますが、ボケが死なないように、ダンゴの外側だけ固くします。ダンゴを投入。そして、ダンゴが割れて暫くすると、ウキが入ります。合わせると、乗りました。重い!
ボラか?でも、走りません。少しずつ上がって来ました。水中に姿を現したのは47センチのチヌ。ノッコンでます。
1枚目が釣れた時に、この地合いの釣り方が分かりました。3つの要素です。ただその内容は内緒。実は事前に想定していた釣り方です。そしてその釣り方をさらに徹底すると、連チャンモードに入りました。
2枚目。45センチです。ノッコミ特有の白い液体を出してました。
ここで北風が強くなり、潮が飛び始めました。するとアタリがパタッと止まりました。
午前の地合い終了かな。
地合いの合間を29センチのグレが楽しませてくれました。グレは引きますね。叩かないでスーッと流れるように引いて行きます。これはこれで楽しい。
午後になりました。ダンゴがなくなったので、車に戻ってダンゴを追加。
午前の地合いの釣り方が通用しなくなったので、試行錯誤します。パターンを探してあれこれ試しているとウキが立ちました。今回は早合わせ。乗りました。良い手応え!
水中に40センチ前後のチヌが見えてましたが、次の瞬間、フッと軽くなりました。ハリス切れ。バラしてしまいました。ハリスがフグに傷つけられていたようです。勿体無い、、、。
14時半を回りました。ダンゴあたりが強く出ます。特に大ボケの反応が良い。明らかに大ボケの時はダンゴ当たりから違います。チヌは団子の中の餌の匂いを嗅ぎ分けてますね。ただ一応地合いでしたが、サイズダウン。釣れる魚がマイクロサイズに。
三枚目のキビレ。足底サイズ。多分27センチぐらい。
また小チヌ。チヌは7枚目。
16時を回ると地合いが終了。また釣れなくなりました。ちょっとエサを入れ過ぎかな。チヌがボケた気がします。グレイさんと話し合い、17時55分から5分ほどダンゴの投入を控えます。18時リスタート。
するとここから連発!ただ、連発したのは私ではなくグレイさんの方です。グレイさんのブログはこちら→http://awajifishing.com/。グレイさんは午後になって調子を上げて来ました。流石です。
私はチビキビレを追加したのみ。結局、チヌ7枚、キビレ3枚で合わせ技となりますが、一応つ抜けとなりました。
本日の釣果。ストリンガーが足りなくて、チヌだけの写真です。キビレ3枚は入ってません。40センチ台が4枚。38センチもあり、楽しめました。
淡路島のノッコミを楽しんだ1日でした。
そして収穫も多かった。
収穫の1つは午前中に、事前に想定していた釣り方で結果を出せたこと。型も揃いました。多分、以前では引き出せなかったチヌ達です。
2つ目は大ボケの効果。普段小ボケを使うので、大ボケを使う機会がありませんでした。小ボケより臭いがキツイのか、ダンゴアタリが全く違います。特にスイッチが入った時の反応はとても良かったです。
収穫の3つ目は、場を休ませること。
5分ほどダンゴの投入を控えるだけでも、反応が変わりました。ダンゴの投げ過ぎは良くないですね。特に同釣者がいる時はムキになり、連続投入しがちですが、その気持ちを抑えて、しっかり間を取ることも大事とあらためて実感しました。
反省は午前中の成功体験が邪魔をして、午後の釣況の変化に対して柔軟な対応が出来ず、型も数も伸び悩んだことです。これは次回以降の宿題となりました。
ほとんど貸切の淡路島を楽しんだ1日でした。釣り場を選んでいただいたグレイさんに感謝。来週は房総です。