10/14 新潟 チヌ2枚
今週は関東です。
ただ、ホームの房総はあまり良い話を聞きません。しかも土曜日は雨の予報。
思い切って、新潟にしました。新潟はこの日曇りで雨は降りません。 夜の関越を飛ばします。
ここは5月に一度来て、その際は7枚あげたところです。その時の記事はこちら。
自分が書いたその記事には、根掛かりが多いと書いてます。 そのため今日はトントン中心だな。と、思っていたのですが、翌朝、釣り場を見るとかなり大きなウネリが入ってます。浜辺ならサーフィン出来るぐらいの大きなウネリです。
これはマズイ。 ウネリがある時のセオリーは、這わせです。 トントンだとウネリの上下動に伴って刺し餌が動きすぎてしまうからなのですが、今日の釣り場は這わせると、ほぼ毎投根掛かりします。
もう一つのセオリーとして、ウネリのトップでトントンにする方法もあります。 ただ、これはウネリのボトムでは這わせた状態になるので、やはりこの場所では根掛かってしまうのです。
どうしたものか? 前回はウネリはなく、底スレスレのトントンで対処していました。
根掛かりもしないし、刺し餌が浮きすぎないタナを探すも安定しません。結局、ウネリのトップで刺し餌が浮いて木っ端グレが連発します。タナを下げると根掛かりするというパターンに。
仕方なく釣り座を移動して、根掛かりがマシな場所を探します。
すでに10時になりました。 釣り座を6回も移動したのに、全て根掛かりです。何度もハリスや道糸が切れて、ウキ取りパラソルが大活躍することに。
諦めて他の漁港に移ることにしました。
ここは近くの漁港ですが、かなりの大型港で、港内のウネリはかなりマシです。というか、根掛かりしないので、好きなだけ這わせられますし、至って普通の釣り場です。
然し、誰も竿が曲がりません。 オキアミ丸残り。 まぐれ当たりのサンバソウを、となりのファミリーフィッシャーに差し上げて、2度目の漁港変更です。既に13時。
新潟に来たのは2回目なので、良いポイントが分かりません。然も、この地方は釣り禁止の漁港が非常に多い。近くの釣り具店では、ここなら怒られないよといくつかポイントを紹介してくれたのですが、行って見るとどこも釣り禁止の看板が。そんなとこでは出来ません。ルールはルール。漁師に迷惑はかけません。
結局、最初の根掛かり漁港に戻りました。 するとダンゴ師が2名おられました。 堤防の根元です。こんなとこで?
聞くと、堤防の根元なら根掛かりしないとのこと。と、言いながら隣のダンゴ師がすぐ根掛かっていました。私も隣に入らせていただきましたが、やはり根掛かり。
恐らくこの方は、底を切っていて、普段ほとんど這わせない方と思います。聞くとここに通っているが数週間釣れていないとのこと。うーん。
堤防を見渡します。 そこである場所に既視感が。 ここだ、、、。 前回7枚つった釣り座の場所を間違えていたことに気がつきました。
そこで竿を出すと、根掛かりは幾分マシ。 ウネリのトップでウキがシモるようにタナを調節。それでもウネリのボトムでは這わせ状態になり、たまに根掛かりしますが、まだマシです。 こう考えると、前回自分は奇跡的に根掛かりが少ない場所に入っていたことが分かりました。
何とか釣りになる。既に14時半。日没まで残り3時間無いです。
数投すると、ウキがウネリのボトムで立って、そのまま入って行きました。
合わせます。
ズンッッ!
乗った!
秋チヌの力強い引きです。気持ちいい!
テトラに逃げ込むのを必死で抑えて、上がって来たのは35センチのチヌ。大きく無いけど楽しませてくれました。 長かった、、、。餌はオキアミコーン。
その後、数投するも、反応ナシ。 でも、寄っているはず。 変化を与えます。 冷凍ボケです。
するとウネリのトップでウキがいきなり海中に消えました。確実に仕留めるため、ラインが走るのを待ってから合わせます。
ビシッ!ズンッ! 乗ったぁ!
さっきより少し軽い。 上がって来たのは30センチちょっとのチヌ。
この後が続かず、日没で納竿としました。
本日の釣果。35センチと30センチ。
かなり難しいコンディションでの釣りでしたが、何とか最低限の結果が出て安堵しました。
行き慣れた場所ならこんなに釣り座を変えることはないのですが、知らない土地では積極的に動いた方が吉となる気がします。色んなところで竿を出して来た経験ですね。
それが新しい釣り場の開拓に繋がっていると思いますし、釣技の向上にもきっと役立っていると思いたいです。