11/24 南紀 チヌ4枚ヘダイ13枚
今週はグレイさんと同釣です。 グレイさんのブログはこちら。
場所選びはグレイさんにお任せ。 グレイさんが指定された場所は、我々の南紀のホームグラウンドです。ただ、いつも入る釣座には入らず、空いてる辺りでやりました。のんびりできます。
心配された風は大したことありません。 天気も良く、絶好の釣り日和です。
ただ、小潮なのですが、潮が速い。 ドンドン流されます。しかも右に左にと安定しません。
ウキ下を長くしつつも、まだチヌが寄ってないので、這わせないように、斜めトントンで様子を見ます。斜めトントンとは、流れが速いときのトントンで、ウキ下を水深より長く取りつつも、ダンゴ崩壊前にウキが少しだけしもって、ダンゴの割れが分かる状態です。これを這わせるという人もいますが、ウキがしもらない這わせと区別するために、このような呼び方をする人達がいて、私もそう呼んでいます。ウキがしもらない這わせだと、ダンゴの崩壊が分かりにくいので、手返しが悪くなり、特に活性が低い時期はチヌを寄せる段階でこれをやると寄せ負けしやすくなります、
斜めトントンの詳細については、下記を参照ください。
http://kurodaimania.hatenablog.com/entry/2017/09/07/私の作戦の立て方【第一部】:『トントン』、kurodaimania.hatenablog.com
するとダンゴが割れてすぐ、ウキが入りました。合わせましたが、軽い!
上がってきたのはヒイラギ!
おかしいなぁ。ダンゴはかなり薄味にしたのに。
こいつが湧くと、ダンゴの周りがヒイラギだらけになって、エサ取り地獄になります。
その後、案の定、ウキが割れてすぐエサが取られます。時折、ウキが入って合わせると、ヒイラギばかり。
たまらず、オキアミからオキアミコーンにスイッチすると、ダンゴが割れてから5秒前後経ってから、ウキが入りました。今度はハナマル(ヘダイ)でした。寒くなるとコイツらの出番ですね。。。
それからハナマル祭りに。合わせても合わせても、ハナマルばかり。たまにヒイラギも混じります。
ところが、這わせると全くアタリが出ません。ただ、エサは無くなるので、これはヒイラギの仕業と思われます。
試しにサナギをつけて見ると、ウキが今までにない速さで入って行きました。
上がって来たのは、31センチのチヌ!
漸く一枚出て、安堵します。
その後もエサをローテーションしながら様子を見ます。ですが、ダンゴアタリは出ませんし、オキアミだと釣れてもヒイラギかヘダイばかり。
さて、この状況をまとめると、、、
① ダンゴアタリは出ていない。 =ヘダイもチヌも、ダンゴにアタックするほど活性が高くありません。
②這わせるとアタリが出ず、エサが取られる =ダンゴの周りはヒイラギばかりと思われます。
③トントンで流すとヘダイが釣れる。またはオキアミが取られる =ヒイラギの外に活性の低いヘダイがたくさんいて、鼻先にエサが来た時にのみ反応している。
このような状況ですから、やるべきことは下記2つ。
略
http://kurodaimania.hatenablog.com/entry/2017/09/07/私の作戦の立て方【第二部】:ダンゴアタリとkurodaimania.hatenablog.com
略 これで当たれば、必ずチヌ!
かなり離れた場所でウキが入りました。
合わせる前から、これは絶対チヌだと思いました。 合わせます!
ビシッ!
ズンッ!
乗ったぁ!
頭を振ってる!
上がって来たのは、27センチのチヌ。
ヨシ!パターン掴んだ!
そこからはサナギオンリーに。
既に15時。勝負の夕まずめの干潮を迎えます。
相変わらず、激荒から拾ったサナギを刺しエサとアンコにします。
割れてから暫く流します。 完全にヒイラギとヘダイの密集地帯は突破。
すると小さなアタリが。
グレイさん『ヒデさん、それ当たってるんですか?』
私『はい。当たってますね。入れ!』
すると願いが通じたのか、勢いよくウキが入って行きました。
合わせると、、、 ドンッ!!!
大きい!絶対40オーバーだ!
丁寧なやりとりを心掛けます。
すると綺麗な魚体の43センチが顔を出しました。無事、タモ入れ完了。
その後も同じパターンで、遠巻きに見ているチヌにサナギを届けると、、、
また、ウキにモゾモゾ怪しいアタリが。
待ちます。
モゾモゾ。
待ちます。
モゾモゾ。
待ちます。
バキューン!!!
ウキが超高速で入って行きました。
繊細な前アタリからの豪快な消し込み。
これだからチヌ釣りは楽しい!
上がって来たのは38センチ。
その後、ほどなくして日没。納竿しました。
本日の釣果。 チヌ4枚 : 43センチ、38センチ、31センチ、27センチ ハナマル13枚
グレイさんも、キッチリ釣果を出されていましたよ。
さて、次回はどこに行こう。 さすらいのチヌ釣り師ですから。