1/28 三重 撃沈
今回は場所の開拓です。
冬のホームの南紀は現在黒潮離岸中。そのため三重某所に来ました。ただ、水温や釣果を求めてというより、今回の課題は大物エリアである三重某所のどこがポイントなのかを見極めることでした。三重は大物エリアということは知っていたのですが、具体的にどこが紀州釣りに適しているのか、土地勘を含めて自分のモノにするには、やはり現地に行くに限ります。
ただ、広い三重県ですから、闇雲に行っても仕方ありません。事前に有名な方たちのブログや釣り場サイトを拝見しながら、グーグルマップとにらめっこ。
ここかな？いや、こっちかな？と。ただ、有名な方たちのブログには手がかりが殆ど記載されていません。
そんな中でも、なんとか辛うじてここかなぁと思った場所に行きます。ここは有名な●●さんのホームの可能性があると思って来ました。ただ●●さんのサイトも、やはり釣り場の写真の掲載が全くなく、また、場所に関する情報が殆ど出ていません。これで当たったら奇跡。
そして、深夜、釣り場に着くと、そこはなんと釣り禁止でした。いきなり予想が外れます。
しもうた。ハズレや、、、。
そこから再度グーグルマップとにらめっこ。深夜にグーグルマップを見ながら別の漁港の情報を探ります。
夜中に再度ロングドライブ。釣りの前から疲労困憊です。車を飛ばして別の漁港に着きました。
見ると堤防が数本あり、ポイントになりそうなところがいくつかあります。途方にくれました。うーん。どこで釣ろう？
そこで選んだ堤防は、いい感じなのですが、どうも釣りをした形跡がない。ゴーストが囁きます。「違う」と。
もうすでに白んで来ました。時間がありません。また車を飛ばして別の堤防に来ました。ここは雰囲気抜群。ただ、確証はない。でも、なんかここで釣って見たいと思いました。もういいや！ここでやろう。店開きしました。
ようやく落ち着いて竿を出せます。夜明けに間に合った、、、。疲れた、、、。
でも、三重はやはりいい雰囲気ですね。癒されます。
さて、店開きしてから、しばらくやるも、何にも当たりません。オキアミ返却状態。
、、、と、しばらくすると、一人釣り人が来ました。
ん？あれは、ダンゴ杓？紀州釣り師か？
20メートルほど先に店開きされました。
かなり手の込んだ水箱風の土台と、沢山の自作ウキをお持ちです。竿も具体名は伏せますが、良いものをご使用されています。
そして、ダンゴを打ち込むお姿が熟練度を感じます。
もしかして●●さんかな？？
でも、そんな奇跡があるわけない、、、。
しかも、●●さんのブログには今日は釣りはお休みと書いてありました。
しばらく二人で黙々と打ち込んで行きます。 これだけベテランの方が来られるからには、それなりの実績場なのだろうなぁ。ご挨拶しよう。
私 : こんにちは。
釣り師: どうも、こんにちは。
私 : ここは、最近釣れていますか？
釣り師: うーん、どうだろうねぇ。あんまりかな。
私 : (あんまりなのか、、、汗)
釣り師: もっと、こっちでやった方がいいよ
私 : はい？
釣り師: もう5メートルぐらいこっち側に移った方がいい。そこが実績場所。
私 : あ、、、ありがとうございます！
やはり実績場所だったのか、、、。 釣り場を2回変えて3度目の正直か、、、良かった、、、。
然し、その後も何も掛かりません。ごくたまにフグがかかる程度です。
お隣の方も、同じく竿が曲がりません。
午後になっても状況は変わらず。夕マズメ勝負かな。でも、雨の予報だったな、、、。
14時を過ぎると案の定、ポツポツと来ました。
と、隣の方を見ると、撤収の準備をされていて、15時前には帰られました。
その後、雨も強くなり私も遅れること16時前に撤収、店仕舞いしました。
撃沈です。
最後に、その紀州釣り師の方との撤収時の会話をご紹介します。
私 : ●●さんをご存知ですか？
釣り師: あぁ、知ってるよ。
私 : (え？やった！でも、嬉しいけど、やはりこの方は●●さんじゃなかったんだ、、、)
釣り師: ●●さんはここにしょっちゅう来るよ。あの時の記事見た？あれはここだよ
私 : え？いつもどこに釣り座を構えるのですか？
釣り師: あなたが今日やった釣り座。
●●さん、こんな記事を書いてしまい大変申し訳ありません。場所はどんな親しい人にも話さないのでご安心ください。場所は紀州釣り師の命。記事の掲載にも万全の注意を払って参ります。また、いつかご挨拶させてください。本当に勝手な言い草であること承知しておりますが、何卒お許しください。
ランキング参加してます。下のバナーのどれか1つをクリック頂けるとありがたいです。
