2/3-4 静岡 撃沈からのチヌ1枚
今回は、朝に用事があってそれを済ませてからの出撃です。竿を出したのは午後から。本番は夜釣りかな。
メールで確認すると、釣り場には朝からトトダンゴさんがいらっしゃるとのこと。隣の釣り座を確保して頂きました。トトダンゴさんも夜釣りを視野に入れていらっしゃるそうです。最近の私のブログに刺激されたとのこと。見て頂きありがとうございます。
さて、午後12時半からスタート。釣り場の状況ですが、ここにしては若干澄んでいます。水温も冷たい。オキアミが冷えて返ってきます。トトダンゴさんもここまでノーフィッシュ。
私はかなり偏ったダンゴの配合でのぞみました。ひとつ検証したいことがあったのです。簡単に言うと、夏の釣りと冬の釣りの違いです。夏の原理はそれなりに掴んできたように思います。然し、その原理が冬にも通じるのか?ここがポイントです。
では、何故、今回その検証をするのか?
理由は、お隣がトトダンゴさんだからです。私の夏のダンゴの原理はトトダンゴさんの影響が物凄く大きいのです。
遡ること2年ほど前。初夏のある日、初めて同釣させて頂いた時には、5-0の完封負けでした。
kurodaimania.hatenablog.com
その時の記事はこちら。
あの日の釣りは、淡路島で井の中の蛙状態だった私を徹底的に打ちのめしました。それくらい衝撃的だったのです。
それから夏の組み立て方や原理を求めて研究の日々。まだまだなのでしょうけど、それなりに掴めてきました。昨年の晩秋に1年以上ぶりにトトダンゴさんとご一緒させて頂いた時は、サイズは出なかったですが、まぁそれなりの戦いが出来たように思います。
その時の記事はこちら。
一方で冬の組み立てや配合、原理にはまだ迷いがあります。2年前の初夏のあの日の冬バージョンが今日なのだろうと思って来ました。こういう時は、中途半端は行けません。答えを出すためにも、ハッキリした配合でのぞみました。
そして答えは出ました。23時までやって、4-0の完封負けです。私のアタリはたった2回ほどでした。うち一回はアナゴ。これだけアタリが出ないとなると、答えは明らかです。
この日が新たなスタートです。
ただ、前回との違いは、今回の私のダンゴの配合はかなりハッキリしていたので、原理がすぐに掴めたことです。そして、その原理とは私が普段、冬にやっている配合の正しさを示すものでもあります。
お読みの皆様、ごめんなさい。奥歯に物が挟まったようなハッキリしない書き方で。ただ、詳細に書くとトトダンゴさんにご迷惑がかかるのでご容赦ください。
さて、23時過ぎ。トトダンゴさんはお帰りになりました。なんと、ここから延長戦へ。朝までやります。
すると、ここから向かい風の強風に。ダンゴが前に飛びません。顔を上げるのも辛いほどです。仕方なく堤防の反対側に回ります。
アカン。この時間から新たにポイント作って釣れるわけない、、、。
3時過ぎに風がおさまってきました。そこで元のポイントに戻りました。まだ、チヌ残ってるかな、、、。
すると今度は雨です。神様!私がなんか悪いことしましたか?
冬の丑三つ時に雨に打たれながら紀州釣りをするのは、世界広しと言えども私だけでしょう。
雨がようやく止んだ時、時計は5時を示していました。意識が朦朧として、竿を握りながら、時々寝落ちしてしまいます。
そして、アタリが明るくなってきました。
撃沈です。釣り場を洗いながら意識が落ちて行きます。
気付くとローソンの駐車場にいました。
時計を見ると12時半。5時間ぐらい寝た計算です。
さて、帰るか、、、。
そこで天使と悪魔が出てきて囁きます。
悪魔: 釣り場はすぐそこだぜ!釣りに行けよ。
天使: 明日は会社。早く帰って体を休めてないと。
悪魔: 関係ねーよ。釣っちゃえ。釣っちゃえ。
天使: 誘いに乗らないで!早く帰って!
気がつくと、竿を握ってました。悪魔の勝ち。
完全にダークサイドに落ちました。14時からの3時間。夕マズメに掛けます。17時キッカリで上がらないと、帰りも遠いので、、、。
釣り場には先行者の方がいました。私は昨日出した回答を元にダンゴの調整をしてあります。
15時半を回ると、私には頻繁にアタリが。先行者の方は静かです。
まるで昨日のトトダンゴさんと私のようです。
そして、16時。その時は来ました。渋いアタリでしたが、合わせる乗りました。
良い引きでしたが、サイズはイマイチ。36センチ止まりでした。
この後、ボラで終了。17時。帰りました。
トトダンゴさん、流石のお点前でした。 今回、ブログに書かせて頂いた内容以外にも、色々教えて頂きました。とても勉強になりました。
やはり、その背中はまだまだ遠いなぁと思います。ただ、これだけの師を持てたことを嬉しく思い、帰路に着きました。
修行の道は続きます。