3/3 房総 チヌ1枚
久々の房総です。 我が先祖代々の地。 期待に胸が膨らみます。
ただ、聞こえてくる噂は芳しくありません。 去年の方が良かったとのもっぱらの話です。 ご先祖様パワーで乗り切るしかない。
さて、釣り場に着くと、海がかなり濁ってます。これは前日の爆弾低気圧による風雨の影響でしょう。
ここは過去の経験から、濁っている時の釣果は良くなかったように思います。普通、チヌは濁りを好むと言いますが、冬に限って言えば、違うのではないかと思う時があります。、まぁ、でもスケスケ過ぎるのもどうかとは思いますが。
ただ、何れにしても、ここはかえって澄み潮の方が、新鮮な潮が入ってきている証のように思います。なので、ここまで濁っていると、厳しそうだなと思いました。
釣り場には見えるだけで5人のダンゴ師がラインナップしました。ほかにフカセ師が1名。しかし、誰も竿が曲がりません。
地元の人らしき人が立ち話をしているのを聴くと、やはり今年は厳しいと言ってます。曰く、水温が高すぎると。
今、15度台と思います。返ってくるオキアミが暖かい。
さて、今日はウキの進水式です。主水さんから頂いたウキを真似て自作したウキです。
自作した時の記事はこちら。
[http://kurodaimania.hatenablog.com/entry/2018/02/26/チヌ用棒ウキ自作:embed:cite]
海面に浮かべてみると、思ったよりウキが沈みます。そこでウキの板オモリを少しずつ切って浮力調整しました。
見やすい。飛距離も十分ですね。悪くない印象。ただ、主水さんのウキの方が少し軽く感じるのは、私のウキの方が少しボディが大きく、その分、背負っているオモリが大きいためと思います。次回、作るときはボディを小さめにしてみます。
トップの長さは作っているときは少し長すぎるかなと思ったのですが、意外と丁度良いように思えます。トップの長さは16.5センチです。
さて、本日、ウキに入魂出来るかどうか。
すると、そのウキが入りました。これはスカ。
そして、1時間ぐらい経った後にまた入りました。これもスカ。
隣の人も同じ状況のようです。当たりが出るのに乗らない。イワシがオキアミの端を加えて走っているのでしょうか?然し、サビキでカワハギが数枚掛かっていたので、カワハギかな。
するとウキに反応が。小刻みに揺れながらウキが上下に動きます。合わせると、これもスカ。然し、今度はハリがない。
怪奇現象や!稲川淳二もびっくり! いえ、ただのフグです。
その後、少しダンゴアタリも出ました。フグでしょう。ですが、その内、そのダンゴアタリもなくなり、パタッと反応がなくなりました。返ってくるオキアミが冷たい。
こうなるとしんどいです。冷たい底潮が入ってきているようです。
午後になりました。チヌ師達には相変わらず、何にも当たりません。皆さん、オキアミ返却状態。一人帰られました。
15時。ゴールデンタイム。するとダンゴの割れが少し早くなりました。
ん?何だ?
もう一投すると、やはり割れが早い。 水分が減ったか?それとも、、、?
ここで水分を足してダンゴを少し強めに締めます。そしてオキアミはふさがけに。
すると、ダンゴが割れてから、程なくして、、、ウキが入りました!
即合わせしたい気持ちを抑えて、カウントします。1、2、3、4、5!
そりゃ!合わせると、、、ズンッッ!
乗った!
上がってきたのは38センチ。
ふぅ。何とかウキに入魂出来ました。
その後、日没まで粘りました。 ただ、アタリが全く無い。 日没。かなり暗くなってきました。
するとウキが見えるかどうかという時に、ウキが消えました。怪奇現象や!(もうええって)
然し、これはスカ。乗りませんでした。
横を見ると電気ウキがこっちを見ています。
『灯しなよ、YOU、灯しちゃいなよ。』と。
一瞬、白目を剥きながら電気ウキに手を伸ばしかけましたが、寸前で我に帰りました。
納竿です。
この後、近くの温泉で汗とヌカと花粉を落としました。