永易名人
『アタリが無いとき、渋いときは、這わせを大きくする。
アタリが無いときや釣れないときは不安感からアタリを確認したく、ウキ下を短くしがちだが、これは危険を伴う。そのようなチャンスが少ない時ほど、ベタ這わせにし、しっかりくわえさせ、走り出してからアタリが出るぐらいの方が釣れる。』
昔のチヌ倶楽部でのダンゴ名人永易氏の記事です。さっきチヌ倶楽部を眺めていて発見しました。
これは、昨日の私の失敗、そのものだったような気がします。
釣れない焦りから、アタリが欲しくて、ウキ下を短くして行きました。
普段、釣れている時は、這わせを多用するくせにです。
昨日は思い通りにならないことだらけで、余裕がなく、メンタルコントロールで負けました。
焦れば焦るほど、ウキ下を短くし、結果、小魚群の中に刺し餌を浮かせていたのかもしれません。
素針ばかり引いていたのは、やはりエサ取りのアタリだったんでしょうね。
どこかに自然に対する驕りがあったのでしょう。
数釣りも楽しいですが、釣れないときに如何に冷静に、そして謙虚に大物を掛けるか。
これからの課題です。