KURODAI MANIA 〜クロダイマニア〜

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チヌブログ 房総と淡路で紀州釣り

マイさなぎ釣法

参考になるか分かりませんが、私のサナギ釣法を記載します。

(1)サナギは2種類用意します。
  ひとつは刺し餌用の粒のしっかりした固いやつです。柔らかいサナギは浮くので不可です。お勧めはこれです。

マルキュー 特上粒サナギ
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550円ぐらいです。2パックに分かれており、一回の釣行で
使うのは半パック(全体の1/4)ほどなので、経済的です。

   もう一つはあんこ用のサナギミンチ激荒です。刺し餌もひろえると言ってますが、刺し餌に耐えられるのはわずかなので、こちらはあんこ用に徹します。
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こちらも550円ぐらい。
一回の釣行(午前+午後)で
1袋使います。アンコとしてたっぷり入れてください。
これをケチると釣果が落ちます(。。。と思います)。

(2)刺し餌用サナギを針にかける際には、ハリがすっぽり隠れるように刺します。お尻の硬いところから刺しこんで、はりが完全に隠れるようにし、糸の結び目もグイっと押し込み、引っ張ってもハリが出てこないように、差込口付近の殻をつまんで閉じて被せます。あれ、急に当たりがでないなと思ってサナギを回収すると、ハリが露出しサナギがちょん掛け状態になっていることがあります。こうなるとまず当たらないので、ハリが露出しないようにしっかりセットしてください。

(3)刺し餌用のサナギをハリにかけた後、ダンゴに入れる際に、あんこ用の激荒と一緒に包んで下さい。激荒は面倒くさがらずに毎回入れてください。ローテーションで刺し餌をかえても激荒は入れ続けます。これにより、チヌはサナギに餌付けされます。サナギのメリットは一度餌づけがうまくいくと効果が長続きすることです。これは色々な土地で同様の話を聞きました。私もそう実感しています。

(4)棚は潮が淀んでいれば、スーパートントンに。何故スーパーかと言うと 、道糸がウキを通って沈んで行ってウキ止めがウキに当たった瞬間に止まるぐらいがベストだからです。ウキは少しもしもらせてはいけません。けどダンゴ当たりも辛うじてとれる。これをスーパートントンと呼んでいます。なぜこれが良いかというと、チヌは沈んだ激荒をついばんでいるので、刺し餌が浮くと見向きされなくなるためです。潮が早い所では、這わせて、刺し餌が動かないが団子当たりがわずかにとれるギリギリの這わせ幅を探します。これが難しい場合、浮かせるぐらいなら、這わせを大きくします。あくまでこの釣り方ではサナギは底を転がす餌だと思っています。

(5)チヌが釣れ始めたら、這わせ幅を多少大きくとったほうが釣れます。この頃にはチヌは海底のサナギに群がっていることは分かり切っていますし、団子が割れるタイミングも秒数で検討がついているので、団子当たりを取る必要がないためです。また、這わせ の場合、アタリは飲み込んで走り出した後なので大きく出ます。フカセのようにウキが行き成りバビューンと突っ込んで行きます。自然な状態で不信感無く安心して飲み込んでいるので、ハリ外れの心配もありません。大切なのは、刺し餌を底から動かさないことです。ただ、当たりが多くなってからの釣り方ですね。

(6)この釣り方でアタリが遠のいた 場合、チヌは浮いているか、新しい回遊中の群れが入って来ている可能性が高いと思います。浮いている場合、若干底を切って、刺し餌もオキアミやボケなど宙層を漂いやすいものに変えると良いと思います。回遊中の群れが入って来ている場合、サナギの餌づけ効果は期待出来ませんので、底を転がる練り餌などを試します。何れにしても、これらの時に、サナギを浮かせるだけでは効果は少ないと思います。刺し餌をローテーションして下さい。

すみません。偉そうに書きました。人それぞれの釣り方があると思いますので、上記が絶対とは思いません。逆にアドバイスを頂けるとありがたいです。良い釣果を。

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