KURODAI MANIA 〜クロダイマニア〜

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チヌブログ 房総と淡路で紀州釣り

淡路島 4枚

大潮か。。。
先週釣った13ヒロ漁港は潮が早いから、大潮の今回はやめておこう。ボラ漁港は、漁船の戻りで釣れるかどうか決まるけど、今はあそこは漁のシーズンではないからパス。型が良いと噂に聞いていた鳴戸方面のY漁港を試してみるかな。

ポツポツ・・・サーサー・・・ザーザー・・・ドバドバ・・・ジャブジャブジャブ!!!
淡路島に入り、鳴戸方面を目指していたけど、ちょ・・・ちょっとなにこれ?雨が降り出したかと思ったら、急にゲリラ豪雨に。山道だけど冠水している場所も。ちょっと、怖かった。こりゃ明日の朝には水潮の影響も出るかな。Y漁港が水潮に強いかどうか分からないから、、やっぱり予定変更。雨の翌日に強いX漁港(とどやんさん、グレイさんのHG)に変更しました。夜中の2時過ぎ。到着しました。見慣れた車が止まっています。降りてこられました。

「グレイさん、こんばんわ。こちらでしたか。」
「ヒデさん、こんばんわ。あれ、鳴戸方面に行かれるって言ってませんでした?」
「そうなんですけど、道中もの凄い豪雨だったので、明朝の水潮が心配でここに来ました。あ、隣の釣り座いいですか?」
「どうぞどうぞ。では、夜明けまで少し寝ましょうか。」

夜明け。まだ、雨が降っています。
車のトランクに座り、はね上げた扉を屋根替わりにして、釣りをします。ワゴン車でよかった。クーラーの上にバッカンを置いて高さを補強。トランクに座ったままでダンゴが握れます。しかも屋根付きなのでダンゴが濡れない。竿受けは磯釣りの時のチャラン棒(ピトン)に竿受けをセット。こちらも高さがあり、ちょうど手元で操作できます。雨の時はこの体制、便利だな。
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その後、雨が上がりました。そしたら今度は強烈な日差しが。
しかし、やはりこの屋根(トランクの扉)が、日光を遮ってくれました。もしかして、エンジンをかけて、クーラーをつけたら、更に涼しく釣りが出来るかも!と思いましたが、アイドリングは良くないので自制自制。

肝心のアタリは・・・ありません。グレイさんに釣り知識を教わりながら、ダンゴが効くのを待ちます。8時を過ぎると待望のアタリが出始めました。寝ウキがガシガシ上下運動し、ヘタっと倒れこみます。ダンゴが割れました。そして、むっくり起き上がって来た。70度以上起き上がるまで我慢!ぐぐぐ・・・今だ!おりゃ、アッパーカット!ずんっ!!乗った!!!!上がってきたのは、32cm。今日も練り餌が調子いいみたい。オキアミ、練り餌、コーン、サナギのローテだけど、練り餌でヒット。その後、またもやウキがぐぐぐと起き上がります。うりゃ、アッパーカット!ズンンッ!!乗った!!今度は31㎝でした。こちらも練り餌。
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秘技!二枚同時検寸!
32cm (通算44枚目)
31cm (通算45枚目)
ともに練り餌でした。

その後、20㎝ぐらいのチンタ(ノーカウント)がつれて、即リリース。小ボラが掛かりましたが、ボラ師の私としては、このサイズに満足できずに写真も撮らずに放流(っていうか、ボラ釣りたいわけじゃないし)。そんなこんなしていたら、アタリが遠のきはじめました。午前の時合いが過ぎたかな。
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「ヒデさん、当たりが遠のいたようですし、ヒデさんが見つけた13ヒロ漁港、行きませんか?」
「あ、そうしましょうか。あそこはちょっとわかりにくい場所にあるので、一緒の時にご紹介しておいた方が良さそうですしね。でも大潮だから潮が早いかも知れませんが。」
「大潮でも潮が緩む時があると思いますので。」
「そうですね。では行ってみましょう。」

13ヒロ漁港。
淡路島でも屈指の水深を誇る場所です。ある日、淡路島の海岸線を釣りポイント探しがてら適当に車で流していると、ダンゴ釣り師が3人揃って釣っている場所があったので、車をおりて近くで状況を観察。彼らが帰った後に、竿を出したのが最初のことです。仕掛けを投入してびっくり。ウキがウキ止めまで来たあと、グングン海中に引き込まれていきます。どんだけ深いの?
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「乗った!」
またもや練り餌です。上がってきたのは35cm。やはりここは本当にチヌが濃い。でもこんなに早く釣れるということは、もしかしたら午前中に別の人のダンゴが入っていたのかも。。。
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35㎝ (通算46枚目)。練り餌。

そのあと、練り餌は反応あるものの、ヒットしなくなりました。7月にあれだけ好調だったサナギも反応がなくなり、コーンはたまにかじり跡がつく程度。しかたなく刺し餌をオキアミに、アンコでオキアミを数匹ちぎって入れて打ち返すと、ようやくヒットしました。
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36㎝ (通算47枚目)。オキアミ。

隣の堤防のファミリーフィッシングは、サバの入れ食い状態。こちらも刺し餌がちょっとでも浮くと、サバにやられます。仕掛けはちょっと這わせ気味に。ただ、ここから潮が早くなり、ダンゴごとゴロゴロと。あちゃー、厳しい。潮が複雑でめまぐるしく変わります。やっぱり小潮の時が良いかも知れません。

その後、潮がゆるんでから、ヒットしました。デカい!!走り方からチヌと思われますが、底切れない。先週と同じパターン。ギャラリーが集まります。「おい、でかいな、兄ちゃん頑張れ」「ひでさん、タモ入れやりますよ」グレイさんも駆けつけてくれました。ううう。上がってこない。「年無しか!」グレイさんが叫びます。・・・が、堤防下の空洞に逃げ込みました。必死で耐えます。堤防際の攻防で徐々に横に流れていきました。あ、そっちは!!私がさっきつったチヌが掛けてあるストリンガーがあります!

結局、ストリンガーに絡んで、切れてしまいました。でかかった。くやしい。波止場のテンションが一気にさがりました。。。ううう。

因みにグレイさんも最後に、堤防下の空洞に入られて大物をバラしていました。いや~、あれ、惜しかったですね。大きかった。ここは大物がいますが、取り込みが難しい波止です。潮対策と、釣り座下の空洞対策。でも、課題があるから面白い波止です。竿はちょっと固めが良いかもしれません。次回もまたチャレンジします。
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海岸線を帰りました。月がきれいでした。

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