淡路島 5枚 ボラ漁港 7/21 =ワン オン ワン=
今回もボラ漁港に来ました。
46cm(通算28枚目)
何故、こうもボラ漁港が私を引き寄せるか?
簡単です。
それは、ここは良型のボラが湧き、それがボラ師としての本能に火をつけ・・・・とても、ちっがーぅ!!!!
ここのチヌは皆40cmアップ。
つまり、年無しに出会える可能性があると踏んでいるからです。
ただ、厄介なのは、油田のように湧いて出るボラ。
一度湧くと非常に厄介です。
さて、どうしたものか?
その前に、まだ夜中の1時。夜明けまで時間がある。ひと眠りしよう。
その時、ピコーン!携帯が鳴ります。グレイさんからメッセージ。「今回は、私もボラ漁港です。」
その瞬間、一台の車が入ってきました。見慣れた某関東のナンバーの車です。
「グレイさん、こんばんわ。」
「いやぁ、他の港を見たのですが、雨の影響で水潮が入っていて駄目でした。
ここは水潮に強いので、来てみたのですが、大丈夫そうですね?」
「そうですね。適度な濁りで良いと思います。水潮はまだ入ってないと思います。
あと、今日は、大潮後の中潮。チヌ釣りには一番良い潮だと思いますし、
前回、ここで午前中で2枚つって帰ったときも、大潮後の中潮だったので、
ここが行けるんじゃないかと思ってきました。」
「そうですか。ひとまず寝ましょう。」
えいッ!キャストしました。
まだ、薄明りなのですが、二人とも無言で起きて、無言でキャスト。
その時、漁船が数隻出ていきました。漁なんだね。
しかし、当たりがありません。
「グレイさーん、そっちアタリあります~?」
「ないですぅ~。フグアタリばっかりですわ。」
そうだ。グレイさんは、ジャパンカップ(フグ)のタイトルホルダー。
この前もここで20枚以上釣っていた。ボラ師の私とフグ師のグレイさん。
これは漁港清掃。。。。あ、いや、楽しみな釣行となってきました。
「しかし、ボラ漁港でしょ?なんでボラすらいないのでしょうか?」
「フグならいますよ~。」
まったく、チヌとは無縁の会話が続きます。
太陽が真上まで上がってきました。
その時、ウキが入りました。
お、普通の釣りブログ風。そんなんで良いのか?ヒデサーフライダーよ!
お前の使命は、クスっ!と笑ってもらうことではないのか?
ええぃ!今日は気にしません。先を急ぎます。
46cm(通算28枚目にして、私のサイズレコード更新)
グレイさん、メジャー貸して頂いてありがとうございます。
この時上がってきたのは、46cmのチヌ。
私のサイズレコード更新です(それまでは45cm)。
その時です。
「兄ちゃん、あぶないよ!」
「え?」
顔を上げると、漁船が入ってきました。朝、出港した船のひとつです。
ちょうど、私の釣り座に停泊しました。
折角のポイントが。。。
仕方ないから、船の横から船底を釣ってみます。
これが凄かった。
毎回、ヒットします。しかし、ことごとくバラシ!どれも大型で、私の仕掛けではぶっ飛びました。
この船、沖合いから、どんな大型を連れてきたのか?
この時です。また、ウキが消し込みます。一呼吸おいて合わせ。
上がってきたのは、今まで経験したことない、ビッグママ!間違いなく年無し子さんです!!!
しかし、これもあと一息のところでバラシ!!!
くっそー!憧れのビッグママが!!ちきしょー!!!ぐやじぃ!!!
船が去りました。
また、元の釣り座に戻ります。
この時から、グレイさんのワンマンショーが始まります。
立て続けに4枚!入れ食い状態です。
いやー!楽しいですね。自分が釣るのも楽しいですが、
釣友が釣るのを見るのも楽しいものです。
「入れ食いや!」
どれも40㎝アップの立派なチヌ。流石ですね。
ここら辺は、とどやんさん仕込みの技を感じます。
そのあと、ワンマンショーリサイタルのマイクは、私ことヒデサーフライダーてんびん座へと。
ここから私も立て続けに4枚釣り、合計5枚に。内訳は、
■45㎝x1枚
■44㎝x1枚
■42㎝x2枚
+
■さっき釣った46cmx1枚
==========
合計 5枚
45㎝(通算29枚目)
45cm(通算29枚目)
42㎝(通算30枚目)
44㎝(通算31枚目)
42㎝(通算32枚目)
え?ボラ?違います。残念なことに、チヌです!!!うふふふ♪(ローラ風)
その後、グレイさんが43cm1枚を釣り、二人で5枚+5枚=10枚、
それも全て40cmアップという好釣果に終わりました。
(グレイさんのブログはこちら→ http://ourearlgrey.blog134.fc2.com/?tag=���� )
どうやら船たちが沖からチヌを連れてきたのか、
船が入ってきた影響で湾内がかき回され、活性が上がったのか。
いずれにしても、それを境に、スイッチがはいったようです。
週刊釣りニュースっぽいでしょ?
今日、ひとつ試したことがあります。今回の私の後半の4連続の釣果はこれがハマったものです。
それは、ウキに中通しの円錐ウキで、浮力がゼロ号のものを使ったことです。
ゼロ号なので、ボラアタリがあっても、ウキは当たった分だけ水中へ。
その後、ゼロ号ですから、ほとんど浮力がなく、中々、水面に上がってきません。
つまり、ウキは刺し餌に引っ張られることはあっても、
ウキが刺し餌を引っ張ることはありません。これで、刺し餌が常に割れたダンゴの付近を
浮遊し、非常に自然な状態を作りあげることが出来ました。ボラアタリの後に、道糸を
おくりこんでやる必要もありません。何故ならウキは当たった分だけ下にいくだけで、
その後、ほとんど水面に戻ろうとしないので、通常なら水面まで戻った道糸分を
送り出して、刺し餌を元の場所に戻す必要がありますが、この釣り方ならその必要がないのです。
また、刺し餌をつついたチヌもウキの抵抗(浮力)をほとんど感じません。
ですから、ウキは下へ下へと下がっていきますが、
魚が慌てて逃げるような素振りはありません。あえて言うなら、釣られているのに気付いて
いないで、そのまま餌をくわえて、泳いでいる様子がウキから見て取れるのです。
しかも、ボラあたりとチヌ当たりがはっきりわかります。
ボラアタリはするどいですが細かく下へ下へと。チヌ当たりは
そこから、一度止まって、その後ずーっと一定スピードで下へ入り、その後、安定します。
普通のウキなら、最後の安定がありません。チヌは違和感を感じて逃げようとしますが、
この釣り方ではそれがありません。
その為、そのチヌ当たりが出るまで放っておけばよく、チヌ当たりが出た後も
チヌは釣られたことに気付いていないので、ひじょうにゆったりと合わせれば良いのです。
この釣り方の欠点を上げるとすれば、水中のウキの動きを観察する必要があるので、
遠投した場合、ウキの動きが見えないことです。竿2本ぐらいまでの釣り方ですね。
すみません。エラそうに書きましたが、私自身、初めての経験で感動的でした。
しかも、今回の釣り座では非常に有効な釣り方でした。
偶然の発見でしたが、磯のフカセ釣りをやっていた時の全層釣法の経験が生きました。
いうなれば、紀州釣りと全層釣法のコラボレーションですね。
次回釣行でも試してみるつもりです。
グレイさん、お疲れ様でした。ダンゴヒシャクとメジャー、使いやすかったです。
今度買おうっと。