2/4-5 房総 撃沈 / チヌ1枚
2月4日。房総某所。 諸事情あり関西行きは来週に変更。 今日もアジが回っている様子。その中でダンゴ師が4名、フカセ師が1名並びました。
ダンゴは久々の高集魚仕様。1分ぐらいで割れる感じに仕上げます。
ただ、右隣の方はかなり大きいダンゴ!着水するとドボンッッと岩でも投げ入れたような音がします。しかも着底後の割れが早い。目一杯遠投されてますが、良くあの大きさのダンゴを遠投でき、且つ着底後に早く割れるように設定できるものだと感心してしまいました。普通、着水前に爆発するか、距離が短くなるか、割れが遅くなるかのどれかかと思いますが、、、。
しかもウキも棒ウキなのですが、これまた大きい。途中にカラフルな発泡玉がいくつか付いていて視認性抜群です。面白いなぁ。
午前中は皆、フグにアジが混じる程度。午後もさしたる変化はなく、14時を回りました。何やらモゾモゾしたアタリ。ただハッキリしなく、決め手に欠くので仕掛けを回収するとオキアミが残ってます。チャンスか?
しかし、その後、またパタッとアタリが消えました。おかしいなぁ。 すると右隣の大きめダンゴ師が竿を絞ってます。上がって来たのは40センチオーバーのチヌ。
その後、その方には頻繁にアタリが。ただ、中々乗らないようです。一方、こちらは音無し。他2名も反応無しです。完全に一人に寄った感じです。
しばらくすると大きめダンゴ師(勝手にこう呼ばせてもらいました。スミマセン)のこれまた大きなウキがスーッと入って行きます。上がって来たのは、またまた40センチオーバー。
私の方は最後の賭けでアミエビを追加投入するも、大局を変えるに至らず。
結局、大きめダンゴ師が二枚。私を含め3人、フカセ師1名がチヌボーズという結果でした。
帰り際にご挨拶。 私「お上手ですね。」
大きめダンゴ師「楽しめました」
私「変わったウキですね」
大きめダンゴ師「自作です。カヤのボディにトップを付けて3Bの重りを埋め込んでます。以前、このような商品が売られていましたが、その職人さんが作るのやめられて、仕方なく自作するようになりました」
私「感度が良さそうですけど。チヌに違和感を、与えないように作られているのですか?」
大きめダンゴ師「そんなこともないと思いますよ。視認性が良くて好きなだけです」
本当は一番聞きたかったのは、ダンゴの配合ですが、さすがにタブーなので、その気持ちをグッと堪えました。
今日は寄せ負けです。それを意識して釣り場で大量の濃厚ダンゴが入り、チヌがボケてしまった悪循環かと思います。距離が近い時の釣りは難しいですね。まだまだ勉強不足です。
さて、このままでは悔しいので、翌日、同じ釣り場に行くことに。車中泊もお手の物。専用ベッドで快適です。睡眠薬と耳栓とアイマスク。敷布団、敷き毛布、まくら、毛布、寝袋。朝までグッスリ寝られます。
釣り場に着くと、今日のチヌ師は私のみ。午後から雨の予報なので、昨日に集中したのかな?
昨日の反省を踏まえてアミエビを外します。小さめダンゴは変えませんが、リズムを重視し手返しを多くして、寄せを意識します。
ただ、昨日と違って一人なのでそこまで寄せを意識する必要はないかもしれませんが、やはり冬なので。
然し、2日目も大勢は変わらず。午前中はアジとフグ。昨日と同じ展開に。
お湯を沸かしてカップラーメンを食べた後、午後の後半戦に突入。
予報通りポツリポツリときました。車にレインスーツを取りに行きます。風も向かい風が強くなってきました。顔に雨が打ちつけます。
悔しい。
こう思ってはいけないのでしょうね。好きな釣りが2日も出来ているわけですし、それは感謝しなければと。そろそろ帰るかな。
ても、やはり、悔しい。葛藤します。 諦めずにやることにしました。
バッカンを半分閉じます。足の間に挟んでいるので太ももを閉じるとバッカンの残り半分の口が塞がります。これで雨対策オーケー。
幸い、風が止んできました。雨は相変わらず。タックルも雨でヌカがこびりついてます。タオルを新しいのに変えます。
16時。その時はやってきました。
ウキが立ち、竿がしなります。
手応え!
バレないでくれ!
突っ込みを耐えて上がってきたのは40センチ。
この一枚後に本降りに。海面を叩きつけます。 納竿しました。執念の一枚。
さて、来週こそは南紀です。