KURODAI MANIA 〜クロダイマニア〜

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チヌブログ 房総と淡路で紀州釣り

1/20 静岡 チヌ2枚、アナゴ1匹

今日は静岡の某所に来ました。 主水さんと初めての同釣です。 どうぞ宜しくお願いします。

本日の釣り座。 主水さんから頂いたカリウムこと、バナナも写ってます。

そして、コーヒーまで頂いてしまいました。 ありがとうございます。 私の方は気が利いていなく、差し上げれるものがなくてすみません、、、。

さて、今日の課題は、ダンゴあたりの引き出し方でした。というのも、先週の釣りで、ダンゴあたりをうまく引き出して釣ることが出来たのですが、その過程である材料を効果的に使えました。

思い出すと、過去、大釣りをしている時には、この材料が絡んでいることが多かったです。今日は、ダンゴをかなり薄味にして、この材料を前面に出し、意図的にダンゴあたりを引き出すことが出来るか検証する。これが今日の課題でした。

これが裏目に出ます。

午前中は、ほとんどオキアミが取られません。

食い気が無いチヌにとって、エサが着底すると、エサは視界から消えます。なので常に浮かせることを意識します。ただ浮かせすぎるとチヌのタナからズレるので、やはりトントンと言うことですね。

何も当たらないまま、午後になりました。主水さんも私もエサが取られ始めました。その後、主水さんはダンゴあたりを引き出します。常にダンゴあたりがある状態に。

私のダンゴもそれから暫くして、漸くダンゴあたりが。ヨシ。ここでハワセ気味にします。

この材料の効果もあってチヌはダンゴに興味が出ているはず。バリの季節だとダンゴアタリの正体は実はバリだったなんてこともあって通用しない場合もあるのですが冬はバリの心配はない。冬だとダンゴアタリはあるがダンゴが割れるとスルーというのは良くあるのですが、それがこの釣り方で対処できるはず。あとは時間の問題。14時を過ぎました。まだか?まだか?

ところが今日は違いました。 全く本アタリに繋がりません。 よく見ると、ダンゴアタリはダンゴの着底直後に集中しています。これは宙層からダンゴを追って来たボラのアタリでチヌのものでは無かったのです。なのでいくら経っても本アタリに繋がりませんでした。

然し、この時、ダンゴアタリにこだわり過ぎた午前中までキープしていた低集魚から一転、ここで集魚力を上げすぎてしまいました。そこからエサ取り地獄に。しまった!

14時半。失敗のツケ。その時は来ます。主水さんが待望の今日一枚目。流石です。

そして、日没前にもう一枚追加されました。後でお伺いすると、かなり色々試されてこの二枚を引き出されたようです。そしてダンゴの展開も私とはかなり違かったようです。この詳細は内緒ですが。

私はダンゴアタリにこだわり過ぎてしまいました。もっとニュートラルに状況判断して対処すべきでした。前週の釣り方のバイアスですね。反省。パーフェクトボーズです。

さて、今日釣れなかったので、翌日も連投したいところですが、所用があって翌日は釣りが出来ません。出来ても午前中だけ。

午前中だけ?やだなぁ。どうせやるなら、今日このままやるか?

ということで、電気ウキのスイッチオン!

ここで主水さんはお帰りになられました。初めてご一緒させて頂きましたが流石のお手並みでした。とても勉強になりました。また次回よろしくお願いします。

さぁ、残業です。電気ウキの釣り。

今日使ったのは実は非自立の棒ウキの電気ウキを、寝ウキとして使いました。非自立なので、重りをつけないとウキがパッタリ寝ます。

ダンゴが割れるまでは、ウキは立っています。 この時のウキの色は横から見える色の赤。

ダンゴが割れると、ウキが倒れるのですが、倒れるとウキの先端から漏れる光が青ですので、青く見えます。そしてその青い光が小刻みに揺れ始めます。なのでウキが倒れたことがすぐわかります。

そして、魚がかかると、逆にウキの灯りは小刻みの動きが消えて安定します。そして、青色からウキを横から見たときの光である赤色に戻ってその光か海中に消えていきます。

なんと、寝ウキの動きが電気ウキでも再現出来ました。これの良いところは、多少這わせていても、ダンゴの崩壊がわかるところです。多少這わせていてもダンゴがアンカーになって非自立棒ウキは動きが安定し、ダンゴが割れると不安定になる。永易ウキの原理ですね。非自立ウキの感度の良さが生きています。これは普通の自立の電気棒ウキではなかなか表現しにくいです。

そして、なんとここから地合いが来ました。

私が一日待ち続けて出なかった、チヌによるダンゴアタリです。今更効いてきたか?それとも1人になって、正常化したか?

そして本アタリ。電気ウキがスーッと入っていきました。待たせやがって!

合わせます! .

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.

重い!

でも、あまり引かない。

なんだこりゃ?

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.

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47センチのデップリ太ったチヌでした。 最初年無しか?と思うほどの重量感。 でも、素直に上がってきました。サイズがイマイチ足りなく47センチ止まり。

でも、なんとか釣果が出て安堵します。残業の賭けに勝ちました。ふぅ。やれやれ。

まだ、引き続きダンゴアタリが出ています。 そして、また、本アタリ!

合わせます。

乗った!、、、

が、途中で軽くなりました。ハリハズレ。ちくしょう!

そして、次投。

また、乗りました!

何度かの突っ込みに耐えてチヌが上がってきました。デカイ!

空気を吸わせてタモ入れというところで、なんとここでハリが外れてしまいました!

マジで?がっくし。

カカリが浅いのか?少しタナをズラしてみました。すると、暫く流した後、電気ウキがスーッと入って行きました。

上がってきたのはなんか細長い物体。なんだ?

ここで珍客。そう。アナゴです。初めて釣った、、、。

流石は夜釣りですね。アナゴとは。

さて、そろそろ帰るか?時計はもう21時を回りました。ヒデよ。お前、アホだろ?

だが、もう一枚どうしても釣りたい!2度もバラしたし。

すると願いが通じたのか、ダンゴアタリの直後に、本アタリが。電気ウキがスーッと入って行きました。

合わせると、、、

.

.

乗った!

上がってきたのは31センチのチヌ。

ふう。もういい加減帰ります。

今日の釣果。47センチと31センチ。

今日の教訓

① 先入観は持つな。ニュートラルに状況判すること。事前のシナリオにこだわり過ぎるな。柔軟に。

② 不安や疑心暗鬼から集魚をあげるとロクなことはない。集魚を維持することや、むしろ下げる勇気を持つこと。あくまで状況分析からニュートラルに判断。

③ 夜のダンゴ釣りの感覚がつかめたのは大きい。特に非自立棒ウキによる電気ウキでも、寝ウキの動きが再現出来たのか良かったです。しかも、這わせた時のダンゴ崩壊まで表現できるのは収穫でした。

④ チヌは釣っても、釣られるな。もう無理か、、、。

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