KURODAI MANIA 〜クロダイマニア〜

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チヌブログ 房総と淡路で紀州釣り

チヌ用 高感度 電気””寝””ウキ

電気ウキで、寝ウキの動きを表現できないかなぁと長いこと考えていました。

でも、棒ウキと違って、寝ウキは縦方向の動き(一次元の動き)だけではなく、ウキが倒れたり、立ったりするという縦横の二次元の動きがあるので、先端だけが光る電気ウキではこの動きが表現出来ません。暗闇で見たら、よほど真横に倒れない限り、ほとんど縦に動いているだけに見えるでしょう。

そこで試したのがこれ。
メバル用の電気ウキです。睡蓮という名前です。高感度の非自立タイプ。形がほとんどへらウキですね。キャスティングで買いました。

非自立なので、本来ならサルカン周りにオモリを打って使います。ですが、寝ウキとして使いたいのでオモリは打ちません。なのでダンゴや魚が付いている状態ではウキは立ちますが、何も付いていないと倒れます。

ただ、これでは先の二次元問題を解決できません。このウキが寝ウキとして使える原理はこうです。


トップの側面の塗装が赤ですので、横から見ると赤く見えます。

しかし、トップの先端が透明で、そこから漏れる光はライトの原色の青味がかった色です。然も、塗装を経ていない分、色が強く、周囲の赤色に勝ち、遠目に見ると青く見えます。

このウキは、ウキが立っていると赤色に、ウキが寝ると、青色に見えます。これに上下運動が加わり、見事に寝ウキの二次元の動きが分かるようになりました。

釣る手順に沿って、どのように見えるか見て行きましょう。

ダンゴ投入直後から、ダンゴの崩壊まで


電気を消すと、、、


トップの光が強いので赤く見えます。

最初、ダンゴが割れていないので、ウキは立っています。なのでトップ横の塗装を経た赤色に見えます。そしてウキ下が底を切っていると、ダンゴが割れていない状態ではウキは水没するので、赤色がボヤけて見えます。これは普通の電気ウキと一緒です。

このウキの凄いところはここからです。 トントンから這わせていても、ダンゴがアンカーになってウキは安定し立ち気味になるので、側面から見た赤色になります。這わせすぎると流石に倒れて青色になりますが、永易ウキのように、多少なら這わせていても、ダンゴの崩壊が分かるのです。然も、ダンゴが割れると色が赤から青に変わる分、より明確に変化が分かります。自立棒ウキの電気ウキですと、這わせた時のダンゴの崩壊はフラつきでしか表現できないですが、夜にそのフラつきを見極めるのは難しいですし、そもそも電気ウキには永易ウキほどの感度の良さがなく、フラつきも出にくいです。

これにより、より繊細なタナの設定が可能になりました。底を切りたくはないが、這わせすぎるのもイヤという時に、微妙なタナを合わせることが可能になりました。

ダンゴの崩壊後からアタリまで


倒した状態で電気を消すと、、、


青く見えます。これは手前に倒れたとき。


奥に倒れたときは手前の色の緑がかった色に見えます。尚、トップ下の塗装をクリアーにすると多分、青く見えると思います。これは要研究。ただ、青にしろ緑にしろ倒れているときは水面の波でトップが見え隠れするので、遠くから見ると点滅して見えます。つまり色の変化だけではなく、ライトの点滅でもウキが倒れたことが分かります。


ダンゴが割れると色が青色や緑色に変わるのは書きましたが、それだけではありません。この青色が点滅するのです。ウキが寝ているので、トップは海面の直上にあります。なので海面の波でトップ先端が見えたり隠れたりするので、遠目に見ると点滅して見えるのです。

こうなると暫く待ちですね。あとはチヌが掛かるのを待つだけです。

そしてチヌが掛かると、さっきまで青く点滅していた光が、急に点滅をやめ、赤く光るのです。これは寝ていたウキが立ち、トップ先端が海面から離れるために常に光が見えること、およびウキが立ったので、光はトップの側面から見た赤色に変わるというものです。


アタリが出ると、ウキが立って、また赤色に見えます。また、点滅が止まったことでも分かります。


アタリがとても分かりやすいです。

そして、このまま放っておくと、その安定した赤い光が、ズバッと海中に消えてなくなります。

電気ウキでは分かりにくかった、前アタリも分かりやすいです。

寝ウキ派の私には、特に心強い味方が出来たように思います。ちなみに先日、これで2枚釣りました。あと、アナゴも。。。

ただ、残業なく日中に釣れるのが理想なんですけどね。

この原理で寝ウキの電気ウキという新しいウキのジャンルが出来ないかと思ってしまいます。いつかやってみようかな。メーカーの方、開発、期待しています。

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