南紀 1枚＋キビレ1枚
今回は南紀でアールグレイさんと同釣。ブログ『淡路島を愛する紀州釣り師』で有名です。
事前の黒潮チェック。昨年は東牟婁辺りが良かったようですが、今年はその周辺の水温が非常に低い。場所を変えることにしました。
去年の潮
今年の潮
今回は、南紀某所。水温は20度で安定。多少風はありますが、潮もトロトロ流れる程度で良い感じ。仕掛けを作りながら早めにダンゴ投入。モーニングを狙います。オキアミが取られたので、ボケに変えてみると、ウキがゆっくり立ち上がって、一度倒れます。そしてもう一回立ち上がりました。満を持して合わせます。
バキッ！！ え？何？何？
鱗海スペシャルＲＢの元竿が折れています。え～？ここで？！ ついにその時が来ました。いつかは折れると思ってましたが。。。 然し、魚は掛っている様子。 仕方なく、折れた先（１番～４番）を持って、フライフィッシングのように手で道糸を引いていきます。 上がってきたのは30センチぐらいのキビレでした。幸先良いんだか悪いんだか。関西ではメジャーをもっていないので、次回買います。
予備竿のベイシスイソを取り出します。磯でフカセ釣りをやっていた頃の竿です。久々の登場。 その後、ヘダイが掛りました。小さいなぁ。 横を見ると、グレイさんがゴンズイ祭りからはなまる祭りに移行。その後、キビレをあげた後に、チヌを掛けられてました。さすがの腕前。
こちらは集魚力はそこそこなのですが、ヘダイを寄せたくないので、一投ごとの間隔を開けます。アミエビも使わず。折角の南紀。大きいのが欲しい。ただ、次第にアタリが遠のきます。しばらくたって、ボケで流すと、朝のキビレと同じところで、同じようにウキが立ちました。今回は一回目の立ちで合わせると、乗りました。大きい。中々の引きです。狙い的中！ そこで、フッ。。。と軽くなりました。ハリはずれです。浅かったか。。。 その後、ヘダイが掛りました。お前じゃなぁ。。。
サイズを求めて少ないアタリを探る釣りになりましたが、一向にアタリが出ません。また、当たりが途絶えます。しかし、オキアミは音もなく取られるようになりました。エサ取りが居ついたようです。誤算。。。 その間に、グレイさんが大量のヘダイの中から、チヌを追加しました。2枚目のようです。
我々以外にもダンゴ師2名がおられましたが、こちらもヘダイを2枚程度の様子。 明らかにグレイさんのところに魚が寄っている感じです。
ここでふと4年前を思い出します。その時もグレイさんと同釣でした。とどやんさんもおられた時でしたが、皆でやって殆ど何もあたらず。そこで小生がダンゴを連続投入の絨毯爆撃を行ったところ、42センチのチヌが釣れたことがありました。
これはダンゴ釣り師としては禁じ手です。皆で大量のダンゴを投げ合うことになってしまう。チヌのスイッチが入れば良いですが、ボケてしまう可能性もあり、釣り場全体で見たときに、釣果を落とす可能性があります。
ただ、出来ることは全てやりつくした感があり、このままでは、状況を変えられない。時間もあと1時間ぐらい。 『グレイさん。やっていいですか？』 『どうぞ、どうぞ』 行きます。絨毯爆撃です。１度のみ。それ以上は釣り場に迷惑を掛ける。浮かないように、砂を多くして、一気に底に沈めます。 ダンゴを10個ほど連続投入。その後に、はわせ気味に勝負のボケで流します。 ウキが５メートルほど流れたところで、立ちました。 合わせると、、、乗った！！ ３０センチあるかないかぐらいのチヌです。
その後は、明らかに魚の寄りが増えてヘダイを数枚釣りましたが、日没まで粘るも、チヌは掛らず。
結局、チヌ１枚、キビレ１枚の釣果でした。
グレイさん。お疲れ様でした。またまた楽しかったです。ちょっと間隔を置いてから、また行きましょう。
最後に、 小生がチヌ釣りを好きな理由は、『全て自分で決める』ことにあります。道具、エサ、場所、釣り方。全て自分で決め、自分でポイントを作り、そしてその結果を受け入れる。それが小生の『チヌ釣り』です。
本日の絨毯爆撃は禁じ手ですが、自分で状況を変えられたことには満足しています。その意味では、今日の一枚は、非常に考えさせられる一枚となりました。
ランキング参加してます。クリックお願いします。
